グレースケールと白黒の違い(本文スキャンのカラーモード)|自炊代行のスピードスキャン
迷うならグレースケールをお勧めいたします
カラーページではない本文をスキャンする場合、スキャンのカラーモードはグレースケールか白黒のいずれかをお選び頂けます。
グレースケールは色の濃淡を256階調で読み取ります。そのため、ページ上の図表やイラスト、写真なども綺麗にスキャンできます。
文庫や新書、単行本など文字が大部分を占めている本でも、ほとんどの場合図表や写真が何点か挿入されています。それらも綺麗にデータ化するにはグレースケールでのスキャンが必要です。
そのため、弊社では本文スキャンのカラーモードはグレースケールを推奨しています。
とにかくデータサイズを小さくしたいなら白黒スキャン
白黒スキャンは色を白か黒かの2階調で読み取ります。そのため、図表やイラスト、写真が汚くなる欠点はありますが、データサイズはグレースケールの1/4~1/5ほどになります。
したがって、図表や挿絵などが全くない小説などをスキャンする場合や、文字さえ読めればいいので図表や写真は気にしないという場合には白黒スキャンも選択肢になります。
両者のデータサイズ比較
200ページの新書をスキャンした場合
グレースケール | 37MB |
---|---|
白黒 | 8MB |
白黒のサイズはグレースケールの約1/5になりました。
(参考)iPhone6のカメラで撮影した写真は1枚約2MBです。
両者の実際の違い
サンプル1
- カラー(参考)
- グレースケール
- 白黒
グレースケールが枠内の背景もキチンと表現しているのに対して白黒は背景を読み取れていません。
サンプル2
- カラー(参考)
- グレースケール
- 白黒
グレースケールは色を忠実に再現しているのに対して白黒は食べ物や調味料の色がなくなっています。